巨人、救援投手陣を選ぶ|クラシックSTATS鑑賞 巨人

リリーフ投手陣。これも全盛期5年の数字を比べてみた。ただしセーブは74年以降。

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先発投手と救援投手が機能として完全に分化したのは、90年代に入ってからだ。巨人でいえば救援専門投手は角と鹿取が嚆矢となる。それ以前に1年だけ宮田が65年に今に換算すれば22セーブ、19救援勝利の41セーブポイントを上げているが、これは例外的だ。
結果として、角、鹿取以降の投手が上位に上がってくる。
極言すれば。巨人では5年以上活躍したリリーフ投手はこれだけしかいないということだ。巨人と言うチームは戦略的には保守的だということがこれでもわかる。
石毛、角がクローザーの双璧。そして鹿取、岡島がセットアッパーということになるだろう。

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NPB、投打の戦力分析|2010年NPBペナントレース-28

前日に続き、OPSとERAのマトリックスで、NPBの戦力分析もしてみたい。セパを同じマトリックスに置いてみる。

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セリーグは3強3弱、パリーグは混戦状態だが、これがマトリックスでも良く現れている。セリーグでは、横浜と広島は投打で大きく劣っている。ヤクルトは最近、チーム状態が向上しているが、投打の数字的には上位チームとそん色がない。巨人のもたつきは。強烈な打線に対し頼りない投手陣と言うアンバランスの結果だということが分かる。これに対し、中日は投手陣が優位だ。
パリーグ、日本ハムが中日とほぼ同じバランスと言うのは、納得できるのではないか。よく似たチームだ。パリーグはどのチームも投手陣が充実しているために、打線の差が上位下位の差になっている。
両リーグの状況の差が見てとれて興味深い。


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巨人、先発投手陣ベスト6を選ぶ|クラシックSTATS鑑賞 巨人

NPBの歴史は、ざっくりいうと「大投手の時代」→「大打者の時代」→「投打均衡の時代」になると思うが、環境の違う時期に活躍した投手を比較するのはすごく無理がある。単純にシーズン単位の数字をならべると、昔の選手ばかりが上位に来てしまう。
で、いろいろ試行錯誤をして、一応の数字を並べた。
まず、先発投手(総登板数の中で先発登板が50%以上になる投手)のなかで、巨人在籍シーズンで勝星の多い5シーズンを選んだ(勝ち星が同じ時は負けが少ないシーズン)。
その合計の数字を提示、さらにこれを26試合先発=144試合制での現在の最大限のシーズン先発数に換算した。
昔は、先発とリリーフをかけ持ちする選手が多かった。そういう選手は先発以外の数字が加算されすぎるので、総登板数が40試合を超える場合は、40試合で換算(当然、先発試合数は減算される)。つまり26先発か40登板かと言う勘定だ。その一覧。

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ここまでしても、スタルヒン、別所は飛びぬけている。澤村もすごい。藤本、中上も20勝を上げる計算になる。目立たないが戦後すぐにデビューした大友工も素晴らしい。それに比べると堀内、高橋一三、江川、小林らは見劣りがする。しかし、斎藤雅樹は、26試合に換算すれば18勝。リリーフはほとんどないので、先発だけの数字だ。これは昔の大エースに匹敵する数字だろう。それから上原の数字が素晴らしい。奪三振率、与四球率は、並みいる大投手の中で1位。変化球全盛の現代野球は三振を大量に生産する野球だから単純な比較はできないが、1試合当たり8.1個という数字。さらに四球が少ないのも特筆ものだ。
投手が自分自身の力で制御できるSTATSだけを反映させたDIPSで見ると、3.5以下の数値になるのは、スタルヒン、別所、澤村、大友、城之内、斎藤、上原の7人。最終的にはこの数字を勘案し、上位6人を巨人のローテーション投手ベスト6とした。

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ナリーグ、100試合時点での戦力分析|2010MLBペナントレース-27

OPSとERAのマトリックスで、ほぼ100試合を経過した時点でのMLB。2日日はNL。
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地区ごとに色分けをしたことで、各地区のレベルもわかる。ペナントレース的に見れば、ナリーグの方が番狂わせが多くて面白い。
東地区は接戦だが、投手力に勝るATLが一つ頭を出している。ストラスバーグを擁するWSHは、ゲーム差ほど実力に開きはないことが分かる。
中地区は、CINとSTLの一騎打ちだが、CINは打撃、STLは投手力が持ち味だ。CHCは戦力的にそれほど差はついていない。ピネラは戦力を勝ち星に十分に生かせていない。
西地区、最大の番狂わせはSDの快進撃だが、その立役者は投手陣であることが分かる。
NLは、中地区の下位3チームとARIが、戦力的に大きく引き離されていることが分かる。チーム格差はALよりも大きいようだ。


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加藤 初|クラシックSTATS鑑賞 巨人-108

お詫び。この投手を載せるのを忘れていました。西鉄に入団し、巨人で息の長い活躍をした好投手。

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【キャリア】
静岡県富士市出身。吉原商業高から亜細亜大学、1年で中退し、大昭和製紙。71年ドラフト外で西鉄に入団。投手として活躍。76年巨人移籍。89年コーチ兼任。90年引退。解説者、巨人、西武、LaNew、SKコーチを歴任。
【タイトル、それに準ずる記録】
●最多勝率1
・防御率10傑入り6 ・WHIP1.00以下0 ・DIPS2.5以下0 規定回数以上10シーズン
新人王 オールスター出場6 ノーヒットノーラン1
【論評】
体は大きくないが、球威があった。しかし荒れ球で勝ちも負けも多い投手だった。東尾と並ぶエース格として活躍していたが、76年巨人にトレードで移籍。かなり強引な印象だった。
巨人移籍後は先発、リリーフ両方で活躍。故障も多かったが、タフな投手で、1年おきにいい仕事をする投手として知られた。最後までコントロールは向上しなかったが、打者との駆け引きに長けており、出塁を許しても失点しないタイプの投手だった。西鉄、太平洋で45勝。巨人で96勝。
人望があり、引退前から指導者として期待されており、台湾、韓国などでも長くコーチをつとめている。

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吉田えり、炎上|エピソード2010-112

初のアウェイだったが、4500人を超す今季最多の観客の前で、チコ・アウトローズの吉田は昨日、6度目の登板をした。しかし、得意のナックルがほとんどボールになって、次々とランナーを出しては失点した。よく草野球の急造投手が陥るパターンだ。
今季の戦績。

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この試合の前でもERAは10点台。この成績では、とっくにお払い箱のはずだが登板機会が巡ってくる。地元紙は彼女の登板予定を大々的にPRするから、お客さんは集まる。で、その前でよくわからない投球を披露しているのである。客寄せパンダは明らかだ。
日本では、女子プロ野球が開幕した。2チームではあるが、予想以上の観客を集めている。レベルは高いとは言えないが、懸命なプレーが評判を呼んでいるのだ。吉田えりは、果たしてこの女子プロ野球で通用するだろうか。


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アリーグ、100試合時点での戦力分析|2010MLBペナントレース-26

OPSとERAのマトリックスで、ほぼ100試合を経過した時点でのMLBを見ていきたい。本日はAL。

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地区ごとに色分けをしたことで、各地区のレベルもわかる。
東地区はNYY、BOSが圧倒的な打力を擁しているのが分かるが、TBは投手力も含めたバランスで勝負している。BALを除く4チームが右上=投打で優位のゾーンにいる。
中地区は投手力やや優勢のCWSと打力のMINが接戦。DETがこれに続く。Kcは投手力が大きく劣り、最下位に低迷している。
西地区は、4チームの投手力ではそれほど差がなく、打力の差でペナントレースの優劣が決まっていることが分かる。
この表で見ても、SEAは極端に打力が貧弱だ。各地区で最下位に沈んでいるチームは、打力あるいは投手力のいずれかが極端に悪い。投打のバランスが大事だということがこれでも認識できる。


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巨人、外野手ベスト3は誰か|クラシックSTATS鑑賞 巨人

さて、外野手。25人の中からベストの3人を選ぶ。5年以上プレーをした選手、144試合に換算しての数字一覧である。張本勲は4年しか巨人にいなかった。ホワイト、スミスも2年ずつしかいなかったので除外。

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守備でいえば、呉、平山から高田、松本らの名前が挙がるだろうが、何といっても外野手は打撃と走塁が必須になってくる。
ONに匹敵する圧倒的な打撃成績を残している松井秀喜は当確。若いころは、守備も堅実で評価が高かった。
そしてクロマティ。巨人史上最強の助っ人であるのは間違いない。7年間の巨人のSTATSを平均してみても松井秀喜に匹敵する。守備は目をつぶるべきとは思うが、私は殿堂入りもあってしかるべきだと思っている。
残る一人、足で選ぶなら呉、柴田、松本。しかし、1番打者として考えるなら、与那嶺に落ちつくのではないか。若いころは守備範囲の広さでも鳴らしていた。
こうしてみると、巨人の外野手は松井秀喜を除いて「わき役」が多いことに気がつく。何か一つ「特徴」をもった、職人気質が多いように思える。

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松井秀喜の好調はどれだけ続くか?|エピソード2010-112

この6試合で4本塁打。久々に松井の調子が良い。仮に10試合で4本以上の本塁打を打った期間を「本塁打ブーム」とすると、昨年の9月以来。あのとき、松井はこの好調を維持してポストシーズンで大活躍をした。過去のデータを調べると、松井秀喜はMLBに来てから今回も含めて11回、そういう期間があった。

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特徴的なのは、4月5月が一度も無いこと。2005年は開幕から5試合で3本を打ったが、4本目が出たのは何と5月31日になってからだ。6月は7月へのまたがりを含めて3度、7月は6月からのまたがりを含めて4度、8月は3度、9月は2度。13本塁打を打って月間MVPに輝いた2007年7月は、2回「本塁打ブーム」があった。松井秀喜は暑くなると元気になる、というのは本当なのだ。
過去の例をみると、松井の「本塁打ブーム」は10試合程度続くことが多い。松井は、あと4試合で2~3本ほど打つ可能性がある。そして、しばらく間をおいて8月にもブレークする可能性はあると思う。
好調な時の松井は、フルスイングした打球が少し遅れる感じで右中間方向に伸びていく傾向にある。昨日の本塁打がまさにそれだった。これまで期待を裏切っているだけに、少しでも長く続いてほしい。


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巨人、ベスト遊撃手は誰か?|クラシックSTATS鑑賞 巨人

これは激戦。だれがベスト遊撃手になっても不満が残りそうな。帯に短し襷に長しである。

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初代遊撃手の白石は小柄ながら攻撃的な守備で知られた。平井はセンスの良い選手だったが、盛りが短かった上に早世している。広岡は殿堂入りしているが、選手としてはしりすぼみ。V9を担った黒江、河埜、そして犠打の世界記録を持つ川相、さらに大物打ちの二岡。これらの選手は一長一短がある。打撃だけを見れば二岡だが、守備面では大きく劣る。川相は極めて特異な選手だが打撃ではかなり劣る。
異論はあろうが、平井をベスト遊撃手としたい。攻守のバランスが取れている。水原茂が、1976年、平井をベストの三塁手と言ったことも参考にしたい。

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