8月の日本人MLB投手|2010MLBペナントレース-33

こと志とは違ったが、MLBに何とかポジションを得た、という投手が目立った8月である。
上原浩治

NHKが投げるたびに「ルパン三世」のテーマ曲を流す。自信を持っていうが似合わない。首脳陣は明言しないが、BALのクローザーは上原になった。8月の成績は素晴らしい。ただし、来季この座が保障されているわけではない。トータルでは年俸(500万ドル)に見合う成績とは言えないからだ。
岡島秀樹。

岡島は8月、キャリアで初めてマイナーでの登板を経験した(3試合2.1回ER5)。松坂は何度も投げているが、岡島はファーム落ちしたことがなかったのだ。それだけ安定した成績を残し、故障もしなかったのだ。今年は勤続疲労という感じがする。しかし首脳陣は8月30日に昇格させた。ポストシーズンを考えれば不可欠の投手なのだろう。来季へ向けて、残留に向けて、これからが重要だ。
松坂大輔

今日(現地2日)の登板では9勝目を挙げたものの、久しぶりに「脆い松坂」を露呈したが、8月はQSは1試合だが安定していた。腰痛で1度登板回避したために規定投球回数到達はほぼなくなったが、あと4回程度の先発でどれだけ星を積み上げられるかだ。
黒田博樹

エース級の活躍のわりに白星が上がらなかったが、ようやく二桁。他チームからオファーがきそうな気配もあり、安定感のある先発投手との定評ができつつある。ここへきて球速が上がっているのが素晴らしい。被安打が減っているのはこのためと思われる。
五十嵐亮太

8月後半に昇進し、高橋尚が投げていたセットアッパーのポジションに収まってまずまずの仕事ぶり。今年は怪我に泣かされた。今からの仕事で契約最終年の来季の役どころが決まってくるだろう。
高橋尚成

奇しくも同い年の元同僚、上原ともどもクローザーに収まった。短いイニングでの集中力は抜群だ。奪三振は100に到達。ロングリリーフもセットアッパーもクローザーも先発もできる。指揮官にとってこれほどありがたい存在はないだろう。ここでのアピールが、来季の可能性を拡げることになる。
川上憲伸

好投しているのに運が悪かったという評価だったが、結局、その不運は自分の力で払しょくしなければならないものだった。中継ぎで1度登板して失敗したのちにファームに落ちた。8月30日にMLBに上がったが、翌日降格。この時点で川上は、ポストシーズンは戦力外と看做されたということだ。4日に先発登板がある。これは来季へ向けたテストという意味合いもあろう。
斎藤 隆

8月は10度マウンドに上がって自責点0. 40歳を過ぎてがつがつ勝負する必要も無くなったが、まだ通用している。まっすぐの勢いは大したものだ。ポストシーズンも重要な戦力になるだろう。今年も生き延びた。そういう印象。

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8月の日本人MLB打者|2010MLBペナントレース-32

7月に比べれば総じて活躍が目立った月だったが、状況は厳しい。一言でいえば「時すでに遅し」という感がある。
イチロー

7月より持ち直したのは間違いないが、本調子とは言えないのではないか。マルチヒットは出ているが、迫力がない。昨年は足の故障で8月後半8試合を欠場しているが、直前に4安打するなど今年よりも元気だった。30試合で31安打は実現可能だが、プレッシャーがかかってくるだろう。
松井秀喜

大噴火するか、と期待したが小規模にとどまった。ただ、昨日は2打席凡退だったが松井シフトに阻まれただけでいい当たりは出ていた。ようやくチーム打点王に躍り出た。ただ、40人枠になった今後は、若手に出場機会を譲ることもあろう。限られたチャンスを活かして来季契約に辿り着かなければならない。本人は最近「人工芝のNPBでは1週間で故障者リスト入り」と日本復帰を明確に否定している。
福留孝介

好調は維持しているが、試合出場機会ははっきりと減ってきた。ここ2試合は出番なしである。来季契約が残っているとはいえ、かなり追いつめられた感がある。出た試合でどれだけ数字を残すか、それだけである。
岩村明憲

AAA降格当初は元気だった岩村だが、モチベーションが低下しているのではないか。8月末までにお呼びがかからなかったということは、他チーム移籍の目もかなり小さくなったということだ。日本復帰の噂もあるが、不完全燃焼の印象はまぬかれない。
松井稼頭央

逆境の中でよく頑張っている。数字が上がっている。AAAとはいえ月間20得点は特筆ものだ。彼も8月31日までにお呼びがかからなかった。アメリカに残るなら、恐らくはマイナー契約からやり直すことになる。日本球界復帰の話も出てくるのではないか。
 
野手は依然として厳しい状況にある。そして高齢化も進んでいる。フレッシュなNPB選手の挑戦を見たいところだ。

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7月トレードをおさらいする|2010MLBペナントレース-31

MLBの試合を見ていて、「え、この選手がこんなところにいるの?」と思う季節になった。7月のトレード期限を過ぎて、新しいチームで出場する選手が出てきたのだ。これは、一覧表でおさらいしておかなくては、と思った。
野手。

TEXとNYYが目立つ。TEXはRBIイーターのカントゥとSSのグーズマンを取った。グーズマンは最近、不振が続いたが、今年は復調気味だ。NYYは326本塁打のバークマンと、中距離打者のカーンズ。ベテランのポサダ、ジーター、A-RODを休ませるためにもこうしたレギュラー級が必要だったのだろう。
BOSは、バリテックの故障に伴ってサルタラマキアを入れている。
投手。

何と言ってもクリフ・リーが衝撃的だったが、下位チームの主戦球が何人も動いている。またクローザーもキャップス、クオルスが移籍。
こうしてみると、TEXの力の入れ方が目立つ。千載一遇のチャンスを何としてもものにしようとしているのだろう。
今年の7月トレードは、ややおとなしい印象。それでも下位チームは、すでに“解散モード”に入っている。

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マイナー日本人選手の7月|2010MLBペナントレース-30

ギーエンの「日本人は優遇されすぎている」発言が話題だが、優遇されていない中で頑張っている日本人マイナー選手も多い。
この人だけは高い年俸を未だにもらっているが

井川慶は7月、救援で3試合投げて4本塁打をくらった。いよいよ根が尽きようとしている感がある。 
他の日本人マイナー選手。

BALのAAにいる田中良平は、7月5先発して打たれまくった。7/23は2回を投げて自責点10。中継ぎ降格となった。春先は調子が良かったのだが。
ブースは2試合連続5失点など、救援登板するたびに打ち込まれた。
中村も救援投手として7月は救援で9試合を投げたが、11自責点。苦戦が続いている。
昨年ATLからスカウトされた山林は救援で7試合を投げて5自責点。7/30に3失点するまでは安定感があるピッチングだった。
山林の同僚の関口は5試合を投げて、4失点。ロングリリーフが多いので、ERAは3.37。先発の機会が回ってくるかもしれない。
下から這い上がる日本人選手は、ドミニカやベネズエラの選手に比べればひ弱で、苦戦している。彼らの成績までギーエンが気にしているとは思えないが、非エリート選手にとってMLBへの道は限りなく険しい。

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日本人MLB投手の7月|2010MLBペナントレース-29

夏場を迎えて、日本人投手はおおむね調子を上げてきた。
松坂大輔は安定感を増してきた。

松坂は7月5試合で3QS。残る2試合も6回4点と5回4点。6月よりややERAは悪いが、試合を作ることができるようになった。最高球速が安定して94~5マイル。肩の調子は良さそうだ。また、バリテックが欠場しているが、ビクター・マルティネスやブラウンとの相性もまずまずだ。
岡島は難しい状況である。

被安打が増えている。そして奪三振が減っている。これは球威の問題ではないだろうか。何か神通力が落ちたようで、大事な場面で使われることが減っている。ホールド数はまだ9つ(昨年は24)。BOSは今季、バードと言うセットアッパーがブレークしているが、相対的に評価は下がっている。
上原は、恐る恐るのマウンドと言う感じ。

登板のたびに安打を打たれているが、失点は少ない。これは四球をほとんど出さないからだ。フライボールを打たせる投手だが、今季は本塁打を1本も打たれていない。故障が多いので、まだ重要なところでは起用されていない。すでに来季を見据えたモードに入っているBALは、若手起用が増えるだろうが、35歳の上原は存在感を示す必要がある。
黒田はやや調子が落ちてきている感がある。

7/2に1.2回6自責点で降板している。これを除けばERAは2.67.先発登板した5試合でのRS(援護点)は8。好投が報われていないが、全体的には安定感があるものの、ここぞという所で踏ん張りが利かない印象がある。これからが正念場だ。
川上は7月、1試合しか投げていない。

ローテーションを外れ、失意のうちに中継ぎに転向したが、7/16その最初の登板MIL戦で1回3失点。以後は、DL落ちはしていないが2週間以上投げていない。優勝争いをするATLで蚊帳の外は悲しすぎる。このままシーズンを終えるとは思わないが、チャンスは少ないだろう。
斉藤は、確か40歳のはずだが。

すでに年齢と同じ40試合に登板。7月だけで5Hを稼いだ。見事と言うほかはない。1回を18球前後、しっかり球数も掛けて丁寧に料理している。四球はわずかに2。WHIPは通算で1.13。モイーラン、ベンタースとともにセットアッパーとしてフル回転だ。何度も言うが、斉藤はよほどNLが水にあっているのだろう。正直、もう思い残すことはないのではないか。
ジェリー・マニエルは高橋尚成を「大した拾い物」だと思っていることだろう。

先発として使える上に、嫌な顔一つせずにロングリリーフだって引き受けてくれる。こんな投手がマイナー契約だったとは。球質がやや軽くて、被本塁打が多いが、4~5番手のローテーション投手としては合格点だ。左でテンポよく攻めるから守備も守りやすい。7/31は10三振と元気の良いところを見せた。二桁勝利も指呼のうちにある。
反対に五十嵐は不運なけがに泣いている。

復帰を急ぐあまり、球威が戻らぬうちにMLBで投げて数字を落とし、マイナー落ち。ここでも不振にあえいでいる。いいところを見せて、40人枠でMLBに復帰して終盤で数字を上げないと、来季の展望が見えてこない。
野手に比べれば投手陣はまだ望みがある。特に、NPBでローテーションを守ってきた投手はMLBでも通用するという定評が生まれつつあると思える。

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日本人MLB野手の7月|2010MLBペナントレース-28

憂鬱な数字が並ぶ日本人MLB野手の7月。
イチローは、明らかにパワーダウンしている。

昨年同月との比較ではちょうど10安打少ない。そして三振が倍近く多い。昨日も1安打したものの、3三振。それも、集中力が途切れたような打席だった。今日も無安打。こうした苦しい局面を何度も乗り越えてきたイチローだから、最後は帳尻を合わせるのかもしれないが、少し休むという選択肢はないものかと思う。 
松井秀喜も、今季、三振が急増している。

左投手の打率が.180と悪いが、三振率も3.36打数に一度と非常に多い。なぜここまで悪化したのか、原因があるのではないか。月後半に4本塁打したが、その勢いが8月に持ち越すかどうか。昨年、8月は.281、8本塁打と活躍した。期待したい。 
福留は、結局トレードにもかからなかった。

デレク・リーがLAAとのトレードを拒否したことが話題になったCHCだが、福留のうわさも上がった。しかし、この数字では食指を動かす球団はなかったに違いない。昨年、福留は7月に持ち直したのだが、今季は出場機会も減り、全く振るわない。ピネラの今季限りの引退宣言により、CHCは来季を見据えたリストラモードに入っている。福留に与えられたチャンスは少ない。また日本復帰組に入るのだろうか。
岩村明憲はAAAで元気ではある。

しかし、PITでの飼い殺しが続いている。他球団から声がかからなければ、彼も日本復帰を考えるのではないか。
そして松井稼頭央。

AAAでも打率が上がってこない。COLのMLBに昇格する可能性はかなり低くなった。彼もまた日本復帰組になるのだろうか。何とか今季中の再登場を期したいものだ。
 
それにしても、2010年はMLB日本人野手にとって、大きな転機になりそうだ。下手をすると、来季はイチロー一人になる可能性もある。MLBでの日本人野手の評価は大きく下がったことだろう。今季はなぜ、揃ってここまで不振なのか?なぜ日本人野手が通用しないのか、考えてみる必要がありそうだ。

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ナリーグ、100試合時点での戦力分析|2010MLBペナントレース-27

OPSとERAのマトリックスで、ほぼ100試合を経過した時点でのMLB。2日日はNL。
 
地区ごとに色分けをしたことで、各地区のレベルもわかる。ペナントレース的に見れば、ナリーグの方が番狂わせが多くて面白い。
東地区は接戦だが、投手力に勝るATLが一つ頭を出している。ストラスバーグを擁するWSHは、ゲーム差ほど実力に開きはないことが分かる。
中地区は、CINとSTLの一騎打ちだが、CINは打撃、STLは投手力が持ち味だ。CHCは戦力的にそれほど差はついていない。ピネラは戦力を勝ち星に十分に生かせていない。
西地区、最大の番狂わせはSDの快進撃だが、その立役者は投手陣であることが分かる。
NLは、中地区の下位3チームとARIが、戦力的に大きく引き離されていることが分かる。チーム格差はALよりも大きいようだ。

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アリーグ、100試合時点での戦力分析|2010MLBペナントレース-26

OPSとERAのマトリックスで、ほぼ100試合を経過した時点でのMLBを見ていきたい。本日はAL。

地区ごとに色分けをしたことで、各地区のレベルもわかる。
東地区はNYY、BOSが圧倒的な打力を擁しているのが分かるが、TBは投手力も含めたバランスで勝負している。BALを除く4チームが右上=投打で優位のゾーンにいる。
中地区は投手力やや優勢のCWSと打力のMINが接戦。DETがこれに続く。Kcは投手力が大きく劣り、最下位に低迷している。
西地区は、4チームの投手力ではそれほど差がなく、打力の差でペナントレースの優劣が決まっていることが分かる。
この表で見ても、SEAは極端に打力が貧弱だ。各地区で最下位に沈んでいるチームは、打力あるいは投手力のいずれかが極端に悪い。投打のバランスが大事だということがこれでも認識できる。

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日本人マイナーリーガーの6月|2010MLBペナントレース-25

ルーキーリーグやショートシーズンが始まり、日本人マイナーリーガーの動向がはっきりし始めた。これ以外にもいるかもしれないが、調べた限りではこの顔触れではないかと思う。

井川はローテーションを外れ、谷間に先発するほか中継ぎとして投げている。アメリカへ渡って最も悪い数字。モチベーションは下がっていると思われる。
田中良平は千葉ロッテの2000年ドラフト1位。2008年戦力外となりアメリカへ渡った。2009年からBAL傘下で投げている。調整中の上原ともチームメイトになった。今年は当初好投が続いたが、被本塁打が増えてローテを外れたようだ。
亜細亜大学でのロバート・ブース(河本ブース)は見た目は白人同様だが、日米のハーフで日本語しか話せない。昨年からマイナーに挑戦しているが、今季は中継ぎとして苦労している。
中村尚史は中央大学で活躍した195cmの長身投手。CLEと契約し、マイナーデビューを果たした。ショートシーズンAは、ルーキーの上と言う位置づけ。6月に開幕している。セットアッパーとして数字を残しつつある。大卒だけに速く出世しなければならない。
昨年ATLと契約した山林は、昨年はオーストラリアの教育リーグで投げて奪三振王になったようだが、今季はルーキーリーグで投げている。一昨年同じ形で契約した関口は身長2mの巨漢左腕だが、彼も同じチーム。ともに中継ぎでの登板だ。
昨年、WSHに14順目で指名された鷲谷修也はルーキーリーグ開幕前に解雇された。

さて、これまで上げた6人はすべて投手。調べた限りでは、野手は角盈男さんの二男の角一晃だけである。お父さんはLAAの日本担当スカウトであり、その縁もあってLAA傘下でプレーしている。捕手。昨年はAAAまで上がったが、今年はA+。課題は相変わらず打撃のようである。

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日本人MLB投手の6月|2010MLBペナントレース-24

投手陣も厳しい現実に直面している。
 
松坂は昨年よりはましではあるが、どうもぴりっとしないマウンドが続いている。直球はMLB移籍以来最も調子が良いと本人は言っているが、コントロールは相変わらず。NYYとの一騎打ちが始まる中で、主戦級の活躍ができるかどうか。
 
岡島は、明らかに衰えが見て取れる。被安打率が急上昇。これは球威の問題と、相手が岡島の投法になれたことの両方から考えるべきだ。首脳陣の信頼は薄れつつある。夏に向けて、良いところを見せていく必要があるだろう。
 
上原のMLB生活は、DLに入っている時間の方が長いという感じだが、7月1日にも無難な投球をしており、今季はようやく始まったという感がある。BALはこのところ好調で、AL東地区の台風の目と言う感じだが、ここで目立つ活躍をすれば、来季以降が開けよう。
 
5月にはやや打ちこまれるケースが目立った黒田だが、再び立ち直りつつある。ただ被安打が多いため、エース格とまではいかない。今季の二桁勝ちはほぼ間違いないところだが、故障しないかが気になるところだ。
 
さて、川上は1勝を挙げたが翌日に中継ぎ降格が決まった。MLBでは、実質的に決まった措置をやや時間をおいて実施することがある。9連敗した時点で降格は事実上決定していたのだ。数字を見れば、松坂大輔とそん色はない。しかし、いくらセイバーメトリクス全盛の時代とは言え、野球は勝ってなんぼの世界である。ここまで負けがこんだ投手をローテーション上に置いておくことはできなかったのだろう。やや、調子を落としていたこともある。中継ぎではほとんど実績がない投手だが、ここから奮起しなければならない。
 
最年長の斎藤隆は、もう充分に実績を上げたと思う。6月はERAが悪いが、これは本塁打を打たれたためだ。基本的には大きな変化は見られない。ただ夏に向けてスタミナが続くかどうかだ。
 
高橋尚は、やや覚えられた感がある。本塁打を喰らいやすくなったのは、球筋を見極められているからだろう。持ち球、投法を研究して挑んでくる相手に対して、どれだけ通用するか。ビギナーズラックと言われる可能性も無くはない。ただ、投球が非常に小気味良くて、バックスは守りやすい。最後までローテーションを守り抜くのが目標になるだろう。
 
五十嵐はDL後、フォームが小さくなったような気がする。慎重にいこうとする余り、歩かせるケースが増え、タイムリーを打たれるようになった。徐々に回復しつつはあるが、ベンチの信頼を得るためにも、一段の奮起が求められる。

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