ストラスバーグとともに、今季当初、秘密兵器的な注目を集めたCIN新入団のチャプマン。日本人にとっては、昨年WBCキューバの速球王として印象に残る。このチャプマン、6月後半にAAAで先発から中継ぎに転向していた。

先発としてのチャプマンは65.2回を投げて76三振と球威は期待通りだったが、課題のコントロールが定まらなかった。1試合当たりの四球は5.4、WHIPは1.52にもなる。例によって頭に血が上る悪癖も抜けていない。もともとフライボールを打たせて取る投手だが、被本塁打も多かった。日本はWBCでチャプマンの欠点をついて、2度とも攻略したが、まだ克服できていなかったようだ。
首脳陣としては、MLBでのセットアッパーでの起用も考えて中継ぎに転向させたようだ。相変わらず四球は多いし不安定だが、球威は抜群だから、魅力はある。この形で落ち着いてくれば、ペナントレースが佳境に入る頃に上がってくる可能性もあるのかもしれない。
CINはナリーグ中地区でSTLとゲーム差なしの2位。大方の予想を覆すような大健闘をしているが、ハラング、ベイリーが立て続けにDL入りするなど、火の車状態になりつつある。ここでいいところを見せれば、チャプマンの人気は一気に上がると思うが。
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