日本のプロ野球は、2種類のリーグに分けられています。それぞれ「パ・リーグ」と「セ・リーグ」の2つですが、日本人なら必ず聞いたことはあるでしょう。ですが、その2つの違いをちゃんと説明できる人は、少ないかもしれません。2つのリーグはどのように分けられており、どういった違いがあるのでしょうか?本記事ではパ・リーグとセ・リーグそれぞれの違いとは何なのか、詳しく説明したいとおもいます。
パ・リーグとセ・リーグはどのような分け方がされているのか?
日本プロ野球について詳しく知らない初心者の方は、セ・リーグ、パ・リーグがあるのは知っていても、それぞれのリーグへのチームの振り分けられ方や、2つのリーグの意味や違いが分からずに少し混乱するのではないでしょうか?
本記事では、そんな日本プロ野球初心者の方向けに、セ・リーグ、パ・リーグのそれぞれの意味や違い、分け方など詳しく説明していきます。
2つのリーグへのチームの振り分け方を見ていく前に、まずはそれぞれのリーグに所属している球団について見ていきましょう。
セ・リーグ所属の球団
・読売ジャイアンツ(東京)
・阪神タイガーズ(兵庫)
・中日ドラゴンズ(愛知)
・東京ヤクルトスワローズ(東京)
・横浜DeNAベイスターズ(神奈川)
・広島東洋カープ(広島)
パ・リーグ所属の球団
・オリックス・バファローズ(大阪)
・東北楽天イーグルス(宮城)
・福岡ソフトバンクホークス(福岡)
・千葉ロッテマリーンズ(千葉)
・北海道日本ハムファイターズ(北海道)
・埼玉西武ライオンズ(埼玉)
各リーグ所属の球団に、何かしらの共通点は見つかるでしょうか?パッとみても、中々浮かばないのではないでしょうか?このように、セ・リーグ、パ・リーグそれぞれのチームを見てみても、東西といった地域で分けられているものでもなく、違いは直ぐには分かりません。
2つのリーグの分け方は実はとっても単純!
セ・リーグとパ・リーグの2つのリーグの違い・球団の分け方は、紐解いてみると実はとっても単純です。その唯一の違いは、「DH制があるかないか」のみなのです。パ・リーグにはDH制があり、セ・リーグにはありません。つまり、セ・リーグは投手でも打席に立ちますが、DH制のあるパ・リーグでは投手は打席には立たず、投手の代わりにDH(打つ専門の選手)が打席に立つのです。
観戦の参考にしてみてください!